ヨハネが捕らえられた後、イエスはガリラヤへ行き、神の福音を宣べ伝えて、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われた。

マルコによる福音書 1章14~15節

この章についての考察

マタイ、マルコ、ルカの3つは、「共観福音書」と呼ばれるものです。これは、富士山を三方向から見ることで、全体をより正しく理解できることに似ています。そして、ヨハネによる福音者は、外側の富士以上に、中を見せてくれる福音書だと言えます。

マタイは律法を重んじるユダヤ人、ルカは弁証法を重んじるギリシャ人、そしてマルコは力を重んじるローマ人、それぞれに向け書いたと言われています。

当時のローマ圧政の下、ローマ人に向け書かれた、この福音書のスタンスを最も端的にあらわした言葉が「時は満ちた、神の国は近づいた」(1章15節)にあります。

聖書講解

1990年4月~1994年1月収録

マルコによる福音書につきましては、再生不可能な音源(No.7、No.8、No.20、No.25~No.34、No.45、No.49、No.54~No.56、No.58、No.61)が多数あり、掲載できないでこと、ご理解いただければと思います。

No.62「イエスはよみがえられた」は、テープが途中で終わっていますが、掲載させていただきました。

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無料DVD、CDは、一度に複数枚お申込みいただけます。

聖書日課

「マルコによる福音書」は、まだ聖書日課では扱われていません。扱われ次第、アップしいていきますので、お楽しみにしていてください。

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