わたしにとって、生きるとはキリストであり、死ぬことは利益なのです。

フィリピの信徒への手紙

この章についての考察

フィリピの教会は、パウロの第2回伝道旅行(50年頃)の時に、紫布商人ルデアの家から始まり開拓された教会でした。(使徒16章参照)それから10年後の第3回伝道旅行の後エルサレムで捕らえられ、ローマへ連行されて64年頃に殉教します。

この手紙はローマの獄中で書かれ、「獄中からの喜びの手紙」などとも呼ばれます。 人に影響を及ぼすものに、環境・持ち物・人々など様々ありますが、一番影響を及ぼすのは”周りが整う”ことではなく”自分自身が解決されている”ことです。それは、主イエスとの継がりと交わりにあると言います。「むしろ、この地上に希望がなくなることが、よりキリストに自分自身を明け渡し一体となれる」、と喜んでさえいます。

そして、「わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です」(4章13節)と語ったのは獄中でした。

聖書講解

2011年11月~2012年02月収録

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聖書日課

「フィリピの信徒への手紙」は、まだ聖書日課では扱われていません。扱われ次第、アップしいていきますので、お楽しみにしていてください。

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