愛する人たち、…聖なる者たちに一度伝えられた信仰のために戦うことを、勧めなければならないと思ったからです。なぜなら、ある者たち、…わたしたちの神の恵みをみだらな楽しみに変え、また、唯一の支配者であり、わたしたちの主であるイエス・キリストを否定しているからです。

ユダの手紙3~4節

この章についての考察

この手紙の作者ユダがどのような人物かは明確ではありません。主イエスは来臨し、教え、力ある業で癒しや奇跡を起こし、十字架で罪を赦し、復活し、昇天され聖霊を遣わされました。その直後、12使徒たちが中心となり活動していた時期は、福音が明確に理解されていたことと思います。

しかし、時が過ぎるほどに単純明快な神の救いに、人の解釈が加わり、個人体験が重要視され、信じる者の肉が加わり…と変化していきました。その只中にいたユダは、大きな危機感をもって「信仰の戦い」についてこの手紙を書いたとように思われます。

ユダが「ある者たち」という偽教師たちは、天使の存在を大きくし、肉の働きを聖霊の業に見せる夢想家、カインのように自分より正しい弟を殺すことで自分の義を作る者など、次々と現れてきます。彼らの共通点は、「イエス・キリストを否定する」ことでした。しかし、最初から直接否定するわけではありません。キリストを認めながら+アルファを加えていきます。

信仰の戦いとは、「キリストに結び付けるか」×「キリストから離すか」の戦いです。 完全な教師はどこにもいません。しかし不完全で未熟であっても、福音のポイントは「イエス・キリスト」に焦点が合うことです。主イエスに焦点が合っている時、聖霊は働くことができ、正しい方向へと導いてくださいます。

わずか1章だけのユダの手紙ですが、講解メッセージは7回に及びました。静まってお聴きいただけることを願っています。

聖書講解

2016年04月~2016年07月収録

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聖書日課

「ユダの手紙」は、まだ聖書日課では扱われていません。扱われ次第、アップしいていきますので、お楽しみにしていてください。

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